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心理学

学習性無力感とは

学習性無力感とは?

自分がどんなことをしても結果が変わらないと学習することによって、どんな状況が来ても行動しなくなることのことです。

セリグマンの犬を使った実験が有名ですね。

 

では人間の実際の生活に当てはめると、具体的にはどんなことがあるでしょうか?

具体例を上げてみましょう。

 

例えば

・いくら勉強しても成績が上がらない

・スポーツで練習しても一定のレベルから上達できない

・仕事で何度も同じ凡ミスを繰り返してしまう

・家族にダメな所を指摘&注意しても直さない、治らない

 

…等があります。

 

どうせ努力してもうまくいかない、だったら努力する分の力は無駄だから行動しない。

結果、

・勉強をしない

・練習をしない

・ミスしても仕方ないと思い込む

・指摘や注意をしなくなる

 

といった、改善を諦めてしまう状態になってします。

これが学習性無力感です。

 

学習性無力感を克服するには、小さな一歩でもいいから踏み出して、少しの結果でもいいから自分を褒めて自己肯定感を強めることです。

テストなら1点でも上がれば小さいながらも前進している証拠ですし、スポーツでも例えば走る秒数が0.1秒でも上がれば上達です。

仕事や家族への指摘なんかだと、指摘や注意するときには注意するだけでなく、褒めることも混ぜると効果が高くなるといわれています。

 

例えば洗濯物の干し方が違うときにも

「この干し方じゃないって言ってるでしょ!」

と怒って伝えるより、

「干してくれてありがとう、でもここはこうしてね」

と指摘するのとでは大違いです。

 

 

自己肯定感は自分だけでなく、相手にもあるということは忘れずに。

 

 

-心理学