失業保険のもらい方(2025年版)
失業保険のもらい方:ゼロからわかる手続きとタイミング(2025年版)
「失業保険のもらい方」って、気になりますよね。退職してからすぐにお金がもらえるわけじゃないし、手続きがいろいろあるので不安に感じる人も多いはず。ここでは、退職したらまずやるべきことから、受給が始まるまでの流れを、できるだけかんたんに、わかりやすくまとめました。
1. 必要な書類をそろえる
まず「失業保険のもらい方」でいちばん大事なのは、必要な書類をしっかり準備することです。
雇用保険被保険者証
離職票(1・2)
退職後、離職票は会社から郵送されてくることが多いので、来ないようなら会社に問い合わせてください。
あとは、マイナンバーカードや運転免許証、写真、通帳なども必要になります。ハローワークでの手続きにはしっかり用意しておきましょう。
2. ハローワークで申請する
書類がそろったら、最寄りのハローワークへ行きましょう。
「求職申し込み(求職申込書の提出など)」をして、受給資格の決定を受けます。
受給資格が認められると、「雇用保険受給者初回説明会」の案内が来ます。
3. 初回説明会に参加する
説明会に出席すると、雇用保険受給資格者証や失業認定申告書がもらえます。これがないと先に進めないので、必ず参加しておきましょう。
4. 待期期間(7日間)と給付制限(自己都合の場合)
「失業保険のもらい方」で特に注意したいのが、お金がすぐには出ない点です。
待期期間:ハローワークで申請した日から7日間は支給されません。
給付制限(自己都合退職の場合):さらに、2025年4月1日以降に自己都合で退職した場合は、1ヶ月の給付制限があります。以前は2ヶ月だったので、ちょっと短くなってます。
**会社都合退職(解雇・倒産など)**の場合は、給付制限がなく、待期期間の7日間だけで支給がはじまります。
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5. 認定日と求職活動の実績
受給開始後も「失業保険のもらい方」には条件があります。
4週間ごとにハローワークへ行き、失業認定を受ける必要があります。求職活動の実績(応募、セミナー参加など)を報告して「失業中である」ことを確認してもらいます。
初回認定の前には、2回以上の求職活動実績が求められることもあります。
6. 振り込みはいつ?
失業の認定を受けると、その日から数日〜1週間程度で指定の口座に基本手当が振り込まれます。
ただし、初めての場合は振り込まれるまで少し時間がかかることもあります。
7. 支給される金額と期間はどう決まる?
基本手当日額は、退職前6ヶ月の賃金合計 ÷180 × 給付率(年齢・賃金によって50~80%の範囲)で計算されます。
給付日数は「離職理由(自己都合か会社都合)」や「被保険者期間(雇用保険に加入していた期間)」により変わります。自己都合だと90~150日、会社都合だと年齢や加入期間次第で120~150日になるケースがあります。
8. 再就職したら?再就職手当のチャンスも
もし失業保険をもらっている途中で早く再就職が決まったら、再就職手当がもらえる可能性があります。条件を満たせば、残りの日数分の一部をもらえる仕組みです。
まとめ:「失業保険のもらい方」ステップ表
雇用保険被保険者証・離職票などを準備
ハローワークで求職申し込み → 受給資格決定
初回説明会に参加 → 資格証・申告書を受け取る
待期期間(7日間)+ 自己都合の場合は1ヶ月の給付制限
初回の失業認定 → 支給スタート(4週間ごとに認定を受ける)
振り込み:認定後、口座に入金される
金額と期間は、退職時の状況で変わる
再就職が早ければ再就職手当の可能性あり